1.空き家活用のメリット |
1-1.家賃収入が得られる |
空き家を活用すると、家賃収入が得られることが最大のメリットです。 |
空き家は持っているだけで、固定資産税や管理費等の維持費がかかります。 |
家賃が入ればマイナスがプラスに変わるわけですから、活用によって収入を得ることは大きなメリットです。 |
1-2.「特定空き家」に指定されるリスクがなくなる |
空き家は活用することで、「特定空き家」に指定されるリスクがなくなるという点もメリットです。 |
特定空き家に指定されると、自治体から助言、指導、勧告、命令の順番で処分を受けます。 |
勧告処分まで受けると、住宅用地の特例の適用が受けられなくなるため、土地の固定資産税が上がります。 |
2.空き家活用のデメリット |
2-1.借り手や活用方法を探すことが難しい |
空き家活用とは、別の表現をすると不動産の賃貸事業を行うということになります。 |
多くの空き家は元々貸すために建てられたものではないため、必ずしも賃貸事業に適した立地に立っているとは限りません。 |
賃貸事業に適さない立地の空き家も多いことから、そもそも活用しにくくなっています。 |
2-2.賃貸人としての修繕費がかかる |
空き家を他人に貸す活用をすると、空き家所有者は賃貸人という立場に変わります。 |
民法上、賃貸人には修繕義務が課されている |
3.他人に貸す9つの空き家活用の事例 |
3-1.戸建て賃貸 |
戸建て賃貸は特に大きな改修工事もせずにそのまま貸すことができ、また賃料も高いことから、収益性が高く最もおススメの活用方法です。 |
3-2.マイホーム借上げ制度 |
マイホーム借上げ制度では、空き家をJTIに貸し出し、その後、JTIが借主に転貸を行う制度です。 |
3-3.シェアハウス |
都市部の空き家であれば、改修してシェアハウスとして活用する方法もあります。 |
3-4.サブスク住宅 |
サブスク住宅では、空き家にベッドやテレビ、洗濯機等の家具を用意し、ホテルのように貸し出す活用方法です。 |
3-5.バーチャル賃貸住宅 |
空き家の一部をトランクルームとし、残った狭い部分を家賃を抑える形で貸し出す方法として考えられたのがバーチャル賃貸住宅になります。 |
3-6.介護施設 |
空き家はデイサービスやグループホームといった介護施設として貸し出せる可能性があります。 |
3-7.古民家再生 |
空き家の中にも、築年数が古く、周辺に観光施設があるような立地では、古民家再生という選択肢もあります。 |
3-8.セーフティネット住宅 |
「住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律」に基づき、住宅確保要配慮者の入居を拒まない住宅として登録できる住宅のこと |
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