ゴールデンウイーク後半は、東京駅に行ってきました。目的は2つ。
1つ目はまさしく東京駅丸の内駅舎(国指定重要文化財)。ドイツ人鉄道技師フランツ・バルツァー案のレイアウトを活かしつつ、辰野金吾が重厚な洋風のデザインで計画したものです。
丸の内駅舎保存・復旧工事で復元されたドーム天井。レリーフに干支や兜、鳳凰など日本的なモチーフを施されています。
漆喰で仕上げるためレンガ表面をわざと削ってあります。これを『目あらし』といいます。
アールヌーヴォー風デザインの手摺り。
2つ目は、東京ステーションギャラリーで開催されていた『くまのもの ー 隈 研吾とささやく物質、かたる物質』。
隈 研吾といえば、『新国立競技場』の設計者として有名な世界的建築家。『負ける建築』、『自然な建築』などの理念を実践してきた約30年に及ぶプロジェクトを集大成して展観しています。
『20世紀は、コンクリートのせいで、会話は固くなり、人間の表情もずいぶん暗くなった。もう一度、様々な物質と、いきいきとした会話をはじめよう。 - 隈 研吾 』
展示されていた新国立競技場の模型
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